嚥下機能って大事!まずは予防から

介護・介護制度を学ぶ
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母が寝る前の薬の服薬時、うまく飲み込めないことが増えてきました。(今のところその他は大丈夫) ゴホッゴホッとむせて苦しそうな時があり心配で、往診の先生や訪問看護師さんに相談したところ、“嚥下トレーニング”というものがあるとご提案いただきました。
今後、母の訪問看護のメニューに追加されます。

聞きなれない「嚥下(えんげ)」って何?と、母のトレーニングが始まる前に、勉強したことをお話します。

嚥下ってなに?

まず、私は「えんげ」という言葉を知りませんでした。まして、「嚥下」という漢字も読めませんでした。 ってか、「えんげ」って、普通に使われる言葉なの?って思いました。

まろん
まろん

(摂食)嚥下ってなに??

人は物を口に入れると、歯で噛んで飲み込みやすい形にします。そしてそれを飲み込んで、食べ物は胃に運び込まれます。この動作の過程を「摂食嚥下(せっしょくえんげ)」といいます。
引用:栄養士ウェブ

まろん
まろん

食べ物を食べて口から胃に運ぶ一連の動作のことで、めっちゃ簡単にいうと、食事する時の「ゴックン」という機能のことですね!

嚥下機能が低下するとどうなるのか

上手く食べ物や薬を飲み込めないと、ゴホッゴホッとむせてしまいます。母も、時に顔を真っ赤にしてむせてしまうことあります。

まろん
まろん

嚥下の意味はわかったけど、その機能が低下するとどうなるの?

嚥下の機能が低下すると、「誤嚥」を起こすことがあります。特に、高齢で筋力が低下していたり、反射神経が低下していたり、また脳や神経に障害をもっていたりすると、嚥下が上手にできず誤嚥が起きてしまうことがあります。
誤嚥とは、食べたものや唾液などが、うまく食堂へ入らずに機関に入ってしまうことをいいます。

嚥下のシステムは、たくさんの器官の動きがスムーズに組み合わさって働きます。この嚥下のシステムが低下しないようにすることが、食事をするうえで大切です。

まろん
まろん

「誤嚥」は聞いたことがあります。
「誤嚥性肺炎で入院・死亡」ってニュースで良く聞きますよね!

訪問看護サービスで予防にチャレンジ!


嚥下の機能は、筋力の低下や反射神経の低下が原因となります。機能が低下すると食事もうまく取れなくなってしまうかもしれません。それは一大事です!

嚥下の機能の低下を防ぐため、「嚥下トレーニング」が有効とのことで、11月から母の訪問看護のメニューに追加されます。
トレーニングの方法や効果は、母のトレーニングスケジュールにそって、追々お話ししていきたいと思います。

まずは、誤嚥性肺炎など起こさないよう、飲み込む力のトレーニングにチャレンジです。
誤嚥により体調を崩して入院なんてことになったら、それこそ体力もおちて、生活に支障が出てきてしまいます。予防は大切です!!

母がやる気満々で快諾してくれて、ひと安心です。

余談ですが、母の受けられる介護保険サービスでリハビリの時間は、週120分です。
今まで週2回 1回60分のリハビリ(60分×2回)を、週2回 1回40分のリハビリと週1回 1回40分の嚥下トレーニング(40分×3回)に、ケアプランを変更します。
ケアマネージャーも迅速に対応してくれて、思ったより早く嚥下トレーニングを受けられるようになりました。ケアマネージャーの活用も大切ですね。

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