今年、防災セットを購入しました。
LA・PITAのSHELTEを購入しました。いざという時にサッと背負って避難できるので安心です!
セット内容を確認すると、自分にとって足りないもの、例えばマスクの枚数、トイレの枚数、救急セットの内容などがあります。
そんな追加で備えたいものを考えていたところに、「マツコの知らない世界」(2022.9.6放送)で『防災の世界』の放送をみて、そこでフムフム🙄と考えさせられることがあり、追加したいものがみえてきました。
この記事は、『防災の世界』に登場の防災アドバイザー 高荷智也さんのレクチャーをもとに書いたものです。
高荷さんのお話を聞いて、是非、備えたい防災グッズがあったので、ご紹介したいと思います!!
防災アドバイザー 高荷智也さんって?
2022.9.6放送の「マツコの知らない世界」のテーマ「防災の世界」をご紹介してくださったのは、防災アドバイザーの高荷智也さんです。
高荷智也さんご本人は、「高いところに荷物をおくと危ないよ!」と自己紹介されてました🤣←うまい!!👏
ご自宅に1,000種類以上の防災グッズを備蓄されていて、ご家族で防災を考える会議などもされているそうです。
そんな高荷さんが、マツコの知らない世界に初登場したのは、2021.11.9放送回だそうです。
放送後、”防災グッズを備えた人は、わずか1割”だったそうです。
再登場の理由を高荷さんは、こんな風におっしゃてました。
「防災グッズを備えている人は約4割。もっと防災意識を強めたいから」
備えよう備えようと思っていても、なかなか行動に移せなかったり、何から購入すればよいのかわからないという人が大半でしょう。私もそうです😐
高荷さんは、そんな初心者🔰にもおススメの防災グッズを教えて下さいますよ!
日本は災害大国
日本は、地震、台風、豪雨、火山噴火など、もともと災害が多い災害大国です。
防災意識の低さは、いざという時は「行政がなんとかしてくれる」「避難所に行ったらなんとかなる」と思っている人が多いからではないかと、高荷さんはおっしゃいます。
ちなみに、東京都では避難所に入れるのは約2割 8割は在宅避難となるとのこと😱
(東京都の人口 約1400万人 避難所収容人数 約320万人)
日本が災害大国と言われるのは次の理由があげられます。
●地震:M6の大地震は、世界の2割以上が日本で発生
●台風:毎年約25個の台風が日本付近で発生
●豪雨:数十年に一度の大雨が、45年で1.5倍
●火山噴火:全世界の7%、111の活火山が日本に存在
●首都直下型地震、南海トラフ地震・・・30年以内に70%の確率で発生するといわれている
今こそ備えたい防災グッズ・非常食・防災アプリ
いつ何がおこってもおかしくないと、ありとあらゆる防災グッズを自ら試す高荷さんが今こそ備えたい最新防災グッズ、保存食、防災アプリを紹介してくれました。
高荷さんおススメ! 防災グッズ【令和の三種の神器】
現代社会で最も想定しておかなければならないのが、二次災害への備え!全ての災害で想定しておきたい備えです。
二次災害(にじさいがい)とは、事件・事故・災害が起こった際に、派生して起こる災害のことである。
引用元:Wikipedia
高荷さんは、インフラ停止に備えたグッズアイテムを「令和の三種の神器」として3つ紹介してくださいました。
ポータブル電源&マグネ充電器
災害時は情報収集が大切です。ラジオを準備するのは基本中の基本。今は、災害情報を得るのに不可欠なスマホの充電は確保したいということで、高荷さんのおススメをご紹介👍
★ポータブル電源708(Jackery)
最大出力500Wの機器に給電・700Wh大容量バッテリーを搭載・スマホのフル充電約40回分・扇風機半日動かせる・直射日光で蓄電
★ポータブル電源 AC200MAX(BLUETTI)
エアコン、電子レンジ、炊飯器でご飯も炊けるすぐれもの!
★マグネ充電器SH-GDMC-MB(ステイヤーホールディングス)
塩と水だけで充電ができる・10年間保管しても問題ない発電機・ライトとスマホの充電器ポートがついている・ランタンがついていて、懐中電灯としても使用可能
<使い方>
塩を入れる → 水を入れる → マグネシウムの棒を入れる → 塩と水が混ざるように30回ほどふる
カセットガスコンロ
ガスボンベの確保が大事で、ひとり1日1本として7日分の確保が最低基準。
ガスボンベの寿命は7年間。
防災グッズで重要なのは、防災専用にするのではなく、普段から使うこと。
非常時だけに取り出すと、壊れていた、そもそも使い方が良くわからなかった、部品がたりなかったなど必ず困ることがある。
ガスボンベの利用方法を習慣付けるため、家族で楽しめる「カセットガスタコ焼き機」がおススメ☆彡
日常的にガスボンベを消費することで、常に新しいものをストックすることが出来るという利点がある。高荷さん家は、実践されているそうです!
浄水器
浄水器は、フィルターの種類と大きさで飲める水の種類が変わります。
★浄水器 飲めるゾウ スリム(ミヤサカ工業)
<使い方>
1.ろ過したい水をタンクに入れる。雨水もOK!
2.ポンプで圧力を加え、蛇口部分に3種類のフィルターがついていて、汚れた水でも飲料水に変えることができる
★非常用浄水装置 エモータブル(前澤化成工業)
放射性物質・農薬・毒物まで除去可能。どんな水でも浄水できる超すごい浄水器。
★ストロー浄水器 mizu-Q(かりはな製作所)
緊急用として持っておくと便利。
高荷さんおススメ! 調理不要 激ウマ最強防災非常食2選
いまや非常食は調理不要で、簡単においしいものができあがります。
在宅避難に備えて非常食は多めに準備しておくと良いでしょう。
★防災非常食 揚げ入りさぬきうどん(こんぴらや販売)
★備蓄用乾燥餅 きなこ餅(東和食彩)
高荷さんおススメ! 最強防災ツール
命を守る防災アプリは絶対に入れておくべき!と高荷さん。
高荷さんおススメアプリをご紹介します。
★特務機関NERV防災(無料)※総合情報
ゲヒルンの総合防災情報アプリです。地震、津波、噴火の速報や特別警報などを受信し通知します。
★3D雨雲ウォッチ(無料)※天気
エムティーアイのゲリラ豪雨予測アプリです。国立研究開発法人情報通信研究機構(以下、NICT)との共同研究により開発されました。
日本初の気象レーダを用いてゲリラ豪雨を予測。雨雲の発生、発達状況を3D描画で確認できて、急な豪雨にもプッシュ通知が届くので安心!
★地震津波の会(3,100円(年額自動更新)または360円(月額自動更新)の有料会員向け)※地震
緊急地震速報を受信し通知してくれる。地震が来るまでの時間を音声で読み上げてくれる。
絶対に見ておくべき最強の防災ツール:ハザードマップ
災害イメージに役立つ最強の防災グッズ・ハザードマップ。ハザードマップを見たことがある人は約4割しかいないそうです。
ハザードマップを見ていない人は、「いつ来るかわからないから見ても意味がない」「危険性を予測しただけの地図」と考えていることが多いそうです。私も、あてはまるかも😐💦
ハザードマップは、自治体ごとに自然災害別に作られます。
また、過去に発生した災害の被害状況や最新の数値解析結果を元に作成され、同じ被害を繰り返さないため、災害が起きた危険な場所を記載しています。
是非、一度ご自身のお住いの地域・職場のハザードマップを見ておくと良いでしょう!
ハザードマップの種類
ハザードマップは、自治体ごとに自然災害別に作られており、災害の危険性や避難所の場所を掲載しています。自治体のホームページで確認できます。
●洪水ハザードマップ
●内水ハザードマップ
●高潮ハザードマップ
●火山ハザードマップ
●津波ハザードマップ
●土砂災害ハザードマップ
●ため池ハザードマップ
ハザードマップの確認お助けツール2選
ハザードマップを全部みようと思うと、紙で全部集めなければならない。これって面倒・・・。 面倒くささを解消する防災ツール2選のご紹介です。
ちなみに私自身の自宅と会社を調べたら、会社の方がめっちゃ危険でした😱
重ねるハザードマップ
重ねるハザードマップは、災害の危険度や土地の特徴、成り立ちなどを地図に重ねて表示します。
使い方の記載もあるので、災害のリスクを調べるのにわかりやすいです。
地震ハザードカルテ
地震ハザードカルテは、地震が自分の家にどれくらいの確率でくるか調べられるツールです。
確認したい住所を入力して検索するとカルテが作成され、画面に表示されます。
ハザードマップの活用方法
ハザードマップで調べた後、自宅の周りが沈んだり崩れたりする可能性がある場合、避難場所まで是非お散歩してほしいと防災アドバイザーの高荷さんはおっしゃいます。
お散歩は、昼だったら、夜だったら、雨だったら・・・と異なるシチュエーションで行うのが効果的だとのことです。
●ポイント1・・・災害時に使えるスポットを知る
(防災かまどベンチ、災害マンホールトイレ)
●ポイント2・・・少しでも危険性が少ないルートを選ぶ(対策として崖と反対側を歩くなど)
●ポイント3・・・雨の日に歩いて、いつも水たまりがある場所などをチェックして内水氾濫を予測
●ポイント4・・・災害時に役立つ建物を確認する(ガソリンスタンドは危険物を扱っているので頑丈にできているため一時避難場所にもなる)
実際に歩くことで、ハザードマップにのっていない危険性を見つけることができるのが、散歩するいちばんの目的ですね!
まとめ:防災対策の大切さ
防災アドバイザーの高荷智也さんの出演された放送回(2022.9.6「マツコの知らない世界」)は、そうなんだっ!そんな防災ツールがあるなんて知らなかった!と学ぶことが多かった放送でした。
今年、防災セットを購入したのは、介護3の母をかかえて避難する事態になったら・・・と、ふとした瞬間に不安になったらからです。そのタイミングで、高荷さんの話を聞けたのはラッキーでした😊
高荷さんのアドバイスは、無理なく少しずつでも防災への備えをしてほしいというものです。
年に1アイテム、1カテゴリーずつ増やしていこう!
“防災対策は、短距離走ではなく、一生続くマラソンのようなもの” by 高荷さん
私は、できることから始めようと、まず購入した防災セットで追加したいなぁと思うものを揃えようと思います。
ハザードマップは確認すると、洪水の心配は少ないけど地震は全国でも揺れやすい場所に入りそうです・・・💦
私たちは、地震への備えが大事だということを学びました。
さっそくおススメアプリ「特務機関NERV防災(無料)※総合情報」をスマホに入れました。
自治体のホームページを確認すると、例えば避難所の一覧や土のうの置き場、周辺の河川のライブ映像が見られたりと今まで知らなかった(避難所は自分のところしか確認したいなかった😐)ことがたくさんありました。
自治体が住民の安全を確保するためにいろいろな情報を発信していることも知ることができたのが、大きな収穫でした。もっと興味を持たないといけないですね!
皆さんもご自身の自治体のホームページを見たり、防災ツールを使ってご自身のお住い周辺について調べてみてはいかがでしょうか。
自分の状況を把握するだけでも、いざという時に役に立つことが多いと思います!
過剰な準備は必要ないと思いますが、いろんなシチュエーションを想定して、イメージトレーニングをするのも自分と家族を守るために大切だなと思いました。
災害大国の日本に住んでいることを肝に銘じて生活したいですね!!
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