訪問看護の緊急時訪問看護加算は安心感がすごい

母の介護ブログ
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勤労感謝の日、要介護者(母)の具合が悪く利用中の訪問看護ステーションに連絡して、看護師さんに緊急訪問をしていただきました。

看護師さんの対応で、母も看護している私もとても安心できました。

要介護者の状況を考えて、緊急訪問の必要性を感じるようなら、”緊急時訪問看護加算”の契約はいざという時に心強いシステムです。

指定訪問看護ステーションの緊急時訪問とは

訪問看護の緊急時訪問とは、利用者やその家族からの連絡を24時間受けることができる体制が整っている指定訪問看護ステーションが行うサービスです。

訪問看護による24時間の看護体制のニーズが高まったことによってできたシステムです。

決まった時間の訪問以外の時間に看護の体制が整っていることは、訪問看護の利用者にとって精神的に安心です!

利用するには、ご自身が利用している指定訪問看護ステーションと「緊急時訪問看護加算」の契約が必要です。

緊急時訪問看護加算とは

緊急時訪問看護加算とは、利用者やその家族からの電話等の連絡を24時間受けることができる体制が整っていることを市町村に届け出た指定訪問看護ステーションが加算できるものです。

緊急時訪問看護加算とは、利用者やその家族からの電話等の連絡を24時間受けることができる体制が整っていることを市町村に届け出た指定訪問看護ステーションが加算できるものです。

取得条件は次の4つです。

●利用者やその家族からの電話等の連絡を24時間受けることができる体制が整っていること。
●ケアプラン等に盛り込まれている以外の計画されていない緊急時の訪問が必要に応じてできる体制が整っていること。
●利用者やその家族に緊急時訪問看護加算の算定について書面で説明し、同意を得ていること。
●緊急時訪問看護加算を加算できる条件が整っていることを市町村に届け出ていること。

緊急時訪問を依頼した実例

最近、緊急時訪問看護の依頼を行った事例を2例ご紹介します。夜間にトラブルがあった事例もあります。介護する者にとって、夜間は本当に不安です。訪問看護師さんに感謝ですね!

【実例1】原因は発熱だった

2021.11.23(火)9:45頃 訪問看護ステーションに電話 
        → 10:10頃 看護師さん2名で訪問 → 11:20頃 対応終了

●依頼した理由
前日の夕方から要介護者(母)の元気がなかったが、そのまま就寝した。翌日になってもイマイチ体調が戻らず、目もうつろでろれつが回っていないように見受けられたため。

●看護師さんの処置・対応
検温・血圧測定・酸素飽和濃度測定・聴診器診察をしたところ、38.0℃の発熱あり。ちょっと空気がピリついた。電気毛布を利用しており熱がこもっている可能性があるため、空気を逃がして検温するも37.8℃。脈拍や呼吸数も多いとのことで、看護師さんが往診の先生に電話し、処置の指示を受ける。

往診の先生に処方していただいたストックしている解熱剤を服薬し様子をみることとなった。
→しばらくして熱がさがると、母の体調が少しもどり、ひと安心😊
脳リンパ腫発症時の時の様子に似ていたので、発熱も問題だけど少しだけホッとしました🙂

翌日、往診の先生の定期訪問で、念のため血液検査をし、特に異常がないことを確認した。

【実例2】転倒しました・・・

2021.9.29(水)22:00頃 訪問看護ステーションに電話 
        → 22:40頃 看護師さん1名で訪問 → 23:10頃 対応終了

●依頼した理由
母が廊下で転倒してしまったため。トイレからベッドにもどる際に、転倒したのでしょう。転倒した瞬間を見ていないので、もし頭を打っていたら動かしたら危ないかもしれないと思ったから。

●看護師さんの処置・対応
血圧測定、ライトをあてて目のチェック、全身を触って痛いところがないかチェック。頭を打った様子もないし、骨折などもなさそうだとのことで、ひと安心😊

看護師さんが母を起こしてくれて、ベッドまで誘導してくれた。母が自分で歩けたのがよかった。

ベッドに寝て、血圧測定して異常がないことを確認。時間をおいて、何か変化があったら再度連絡くださいとおっしゃっていただきました!

緊急時訪問看護の安心感はすごい!

介護する者にとって、要介護者の状態の変化は不安になります。特に夜間に要介護者に変化があると、不安も倍増してしまいます。そんな時に、心の支えとなるのが、緊急時訪問看護です。看護師さんのような医療従事者の方に来ていただけることは、最大のメリットといえます。

2つの実例をご紹介しましたが、要介護者の様子を的確に往診の先生に伝えてくださる看護師さんは、頼りになります!医療従事者ではない家族ではできない適切なチェックもしてくださいます。

デメリットは、緊急時訪問看護のシステムは、指定訪問看護ステーションの看護師さんが、利用者やその家族から連絡を受けて待機場所から来てくれるので、訪問まで時間がかかる場合があります。

特に夜間は、担当の看護師さんは自宅で待機していることが多いようです。

利用する際は、緊急時訪問看護加算の契約をしなくてはいけません。利用者の保険の負担額によって若干差はありますが、月に650円くらいの負担で利用することができます。

夜間に心配や不安なことがある場合は、緊急時訪問看護の利用をおすすめします。

要介護者も安心だと思いますが、要介護者のストレス軽減にもつながると思います。

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母の体調が本調子になかなかならず、バタバタしていて空を見上げることも忘れてました😓😓
今日は、こんなにすがすがしい青空でした!余裕のない時こそ、空を見上げて深呼吸をし、気持ちをリセットすることが大切なのかもしれません。

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