ファストドクターにお世話になった日

のんびりエッセイ
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実際に、ファストドクターにお世話になった日のお話です。

成人の日に日が変わったころ・・・嘔吐と下痢でほぼ寝られず朝をむかえ、午後には発熱がありました。

「コロナに感染していたらどうしよう・・・」

母の介護もあり、ちょっとパニックでした💦

祝日だったため、多くの病院は休診で診てもらうことはできません。そんな中、最終的にファストドクターにたどり着きました。

【往診体験談】ファストドクターの受診手順

ファストドクターは、夜間・休日の体調不良に対応してくれる窓口です。

症状に応じて、往診や救急病院を紹介してもらえたり、オンライン診療を行っています。

今回私は、往診を希望しました。嘔吐・下痢に加えて、発熱があったため新型コロナウィルス感染の心配があったからです。

母を介護しているので、感染の有無を確定したかったことも理由です。

依頼~往診確定まで

1.ファストドクターに電話

看護師さんとつながり、現在の症状を聞かれました。
深夜から朝方にかけて、嘔吐・下痢を数回繰り返したこと、頭痛があること、吐き気がおさまらないこと、現在37.1℃の微熱があること、微熱だけど母の介護があるので新型コロナウィルス感染の有無が知りたいことを伝えました。

ワクチン接種状況、今までに新型コロナウィルスに感染したことがあるか、自分が濃厚接触者ではないか、周囲に新型コロナウィルス感染者・濃厚接触者がいるか、最近海外渡航歴はあるか、日常的に服薬している薬はあるか・・・数種類の質問に答えました。

電話を切って、往診の必要性について判定するスタッフからの連絡を待つように言われました。

2.ファストドクターから折り返し電話を受ける

電話を切ってから、10分ほどで折り返しの電話がありました。問診の結果、往診をしていただけることになりました。

まず、往診判定を行うために1回目の問診とほぼ同じ内容の質問に答え、さらに細かい質問を受けます。

往診の要否は、最終的に医師が行います。

質問は、一問一答形式に感じました。

緊急度判定プロトコル(総務省消防庁準拠)に基づき症状を確認し、アドバイスや相談だけでよいのか、往診が必要なのかを判断します。

これをトリアージといい、問診の結果で下図の分類に振り分けます。

引用:ファストドクター ホームページ

新型コロナウィルス感染の検査は、往診で医師が必要と判断した時のみに行われることも言われました。

最後に、ファストドクターからショートメールが届くので、記載のURLをクリックし必要事項を入力するよう案内されます。ショートメール到着後、決まった時間までに入力を完了します。(時間は、15分とか20分とかだったと思います。記憶が定かでなくて・・・😥 「急がなきゃ」って印象の時間設定でした。)

往診確定~医師到着まで

ファストドクターからショートメールが届きます。

記載のURLをクリックし、案内通りに必要事項を入力します。

基本的な個人情報の他、戸建てかマンションか、往診時の目印になるものを聞かれます。

医師は車で来てくれます。運転手がいるので、駐車場はなくて大丈夫です。

ショートメール画面

保険証を登録します。保険証の写真を撮って登録します。

支払い方法を選択します。支払い方法は、クレジットカード払いかコンビニ後払いを選べます。

往診の到着予定時刻と医師のクリニックとお名前が表示されます。

到着予定時刻は、医師が移動すると時刻表示が変動します。予定時刻に近づくと確実な到着時刻が表示されようになります。

実際に私は、3~4回ほど変動しました。

到着予定時刻も医師のお名前もわかるので、自宅で待っていて安心でした。

医師到着の1時間以内に検温すること、お薬手帳を出しておくことを言われるので、忘れないようにしましょう!

到着予定時刻・医師表示画面
ショートメール画面

往診

医師は到着して自宅に上がる際、フットカバーを着用しました。もちろんマスクなどの感染対策もきちんとされてます。

実際の往診は、次のように行われました。とても親切・丁寧で不安が一気に解消しました。
手順が書かれた用紙を医師と確認しながら診察をすすめます

1)本人確認を行います。ショートメールのURLからマイページを表示して4桁の”確認番号”を伝えます。

2)保険証・医療証の登録を確認します。
登録は、医師が到着するまでに行っておくとスムーズです。

3)診察です。
検温、問診、処置を行います。
17時ごろに検温した際、37.7℃だったことを伝えました。

処置は、のどの奥のチェックと新型コロナウィルスの抗原検査を行いました。5分ほどで結果が出ます。結果は陰性でした。ひと安心😌

項目をチェックしながら診察します

4)必要があれば、症状に応じてお薬を出してくれます
私の場合、解熱鎮痛薬・吐き気どめ・整腸剤をいただきました。その場でお薬がいただけるのは、大きなメリットです。

解熱鎮痛剤
吐き気止め
整腸剤

5)翌日以降に医療機関の受診が必要な場合は、「診療情報提供書」(往診時の症状・所見を記載した文書)をいただけます。
今回、私は必要ありませんでした。

6)支払い方法の登録を確認します。
登録は、医師が到着するまでに行っておくとスムーズです。 クレジットカード払いかコンビニ後払いが選べます。

私は、コンビニ後払いを登録しました。支払いが完全キャッシュレスなのもうれしいです。手元に現金がない場合でも利用できます。

これで往診は終わりです。往診の時間は、20~30分くらいでした。

往診後

往診後、”お大事にしてください。”とお気遣いのお言葉診察評価アンケートの協力依頼のショートメールが届きます。

アンケートは、すぐに回答できますが、「3日経過後の症状はどうですか?」のような往診数日後の経過についての設問があるので、数日後に回答するほうがよいと思います。

いらしていただいた医師にお礼や応援のメッセージを記入できるので、積極的に回答しましょう!

診察金額が決定すると、ショートメールが届きます。記載されているURLから内容を確認できます。

請求書・診療明細書が確認でき、印刷もできます。ただし、セキュリティ保護の観点から1ヵ月間の表示となり、以降は表示されなくなります。

今回の往診は、14,569円でした。

診察後の相談窓口についても、画面上に表示されます。

診察後画面
診察金額案内の
ショートメール画面
診察金額表示画面

ファストドクターのホームページはこちらから

自治体のコールセンターの対応

ファストドクターに電話する前、まず自治体の「新型コロナ・オミクロン株コールセンター」に連絡しました。

ここは、心配な症状が出た時などの相談窓口であって、新型コロナウィルス感染に対応している病院やクリニックを紹介するところではありませんでした。

発熱があることを伝えると「発熱相談センター」で対応すると言って連絡先を教えてくれました。

発熱相談センターで、3件の対応している病院を教えてもらい、電話しました。

祝日だったため、3件ともお断りされました。電話にでないところもありました。

こんなやりとりもありました。
電話に出た医師:「どこから案内されたの?」
私:「発熱相談センターです」
電話に出た医師:「祝日はやってないって伝えているのに、案内されるんだよね~」

いまだに自治体と医療機関の連携が取れていないのかと、残念に思いました。

どうにもならないところなのでしょうか・・・。

ファストドクターを利用した感想

本当に助かりました。ありがとうございました。」このひと言につきます。

特に良かったなぁ~と思う点は、次の点です。

●夜間・休日に対応している
●自分が動けない時に往診してもらえる
●最初の電話から往診が決定するまでスピーディ(25分ほどで決定しました)
●往診の医師の到着時刻の都度確認できて安心
●その場で薬を処方してもらえる
●医師の説明が丁寧で、こちらの話によく耳を傾けてくれて親切
●診察後に体調変化があった場合の案内がわかりやすい
●ショートメールのURLでマイページが表示でき、やるべきことが順を追って確認できる

パンフレット

私が思っていたのと違うところは、1点です。

往診が確定した時間から往診の時間までが、6時間くらいかかったこと。

遅くとも2~3時間後くらいかなぁというイメージだったので、ちょっとびっくりしました。

やはり祝日は、往診やオンライン診療の依頼が増えるのかもしれません。病院、やってないですからね💦

それでも、病院やクリニックの待合室で待つのと違い、自宅で待てるのは不安もありますがリラックスして過ごせることはメリットですね!

ファストドクターは、新型コロナウィルスの感染者だけを対象にした窓口ではありません。

例えば、小さいお子様をお持ちのご家庭では、夜中にお子様が高熱をだすことは少なくないのではないでしょうか。親御さんの不安もMAXでしょう。そんな時、ファストドクターは頼りになるシステムです。

37.1℃の微熱で電話するのは迷いました。しかし、新型コロナウィルスに感染しているかもしれないという不安を持ったまま、母の介護をすることはできません。

思い切って電話してよかったです。新型コロナウィルスの抗原検査で陰性が確認でき、自信を持って介護にあたることができました。

夜間・休日に体調不良でお困りの時は、是非、お電話・Webでご相談してみてください。

私は、インターネットで検索して電話でお願いしましたが、アプリの利用が便利ですね!事前登録しておくとスムーズです。(2022.8.22追加)

アプリのホーム画面

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私が母の介護ができなかった時間、弟がみてくれました。たまたま非番の日で家にいたのです。
今回は、弟がいたから良かったですが、そうでなかった場合、母の介護はどうすればよいのかと、考えさせられました。今後、対策を考えないといけないですね!

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